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X-H1 レビュー


X-T2でカメラデザイン、色、造りという富士フイルムのクラフトマンシップにハマり、

この度「X-H1」を追加で導入しました。

X-T2はカジュアルユース・プロユースの両方をターゲットにしているカメラで、X-H1はプロユースにターゲットを振っているカメラ。

Xシリーズで唯一の利点だったボディ内手ぶれ補正機能も、2020年春に発売されたX-T4により高性能化して搭載されてしまい、ただですら人気のあったX-Tシリーズに優位性を奪われたX-H1の影はますます薄くなってしまった。

X-T2と比べるとグリップの形状によるホールドのしやすさ、ファインダーはより解像度が高く、表示も大きくなっている。

特にファインダーは、X-TシリーズとX-H1ではチューニングが異なっていて、X-Tシリーズはコントラストが高めの発色。一方、X-H1は少しコントラストが抑えられているようで、X-Tシリーズよりも肉眼で見ている感覚に近い。(光学ファインダーに近い感覚というべきか)


僕自身、カメラマンとして仕事では一眼レフ(光学ファインダー)を使用しているので、ファインダーの見え具合はとても重要視する部分になる。(見にくいファインダーはストレスになるため)

事実、ニコンからX-T2に乗り換える決心がついたのも、電子ファインダー(EVF)が自分の中で”使えるレベル”に達したと思ったからだった。

他メーカーのEVFも色々と確認してみたけど、富士フイルムのEVFは最も完成度が高いと思う。

欠点といえば、バッテリーの持ちの悪さ。ただ、これはX-H1に限ったことではなくミラーレスカメラの宿命であり、一眼レフカメラを超えられない唯一の部分だと思う。

ボディ内手ぶれ補正を搭載していることもあり、スナップを撮り歩いているとあっという間にバッテリーがなくなってしまうため、予備のバッテリーを2本は持っていかないと心もとない。


次回は、X-H1とXF90mm F2 で大阪ミナミのスナップ作例を紹介します。



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